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今月のヘルスプラン 中性脂肪をためない生活 【監修】加藤内科クリニック 院長・医学博士 加藤光敏先生 管理栄養士 加藤則子先生
中性脂肪は、血液に含まれている脂質のひとつ。血液中に中性脂肪が増えると、善玉のコレステロールが減って悪玉のコレステロールが増えやすくなり、間接的な動脈硬化の原因となります。血液中の中性脂肪が増える原因は、脂肪や糖分を含んだものの食べすぎや、アルコールの飲みすぎなどです。
 中性脂肪はなぜ悪い?
血液中に含まれている脂質のうち、多すぎると問題になるのはコレステロールと中性脂肪。これらの数値が高いと、高脂血症と診断されます。悪玉コレステロールが動脈硬化のリスクを高めることは広く知られていますが、中性脂肪が多いと善玉のコレステロールが減って悪玉のコレステロールが増えやすくなり、間接的に動脈硬化を起こす危険性が高くなります。日本で行われた調査では、中性脂肪が多い人ほど心臓病が増えているという結果が出ています
ところで、中性脂肪の本来の役割はエネルギーの倉庫です。内臓脂肪や皮下脂肪といった脂肪組織にたくわえられている脂肪の正体が、中性脂肪です。食べすぎや飲みすぎで、使われずに残ったエネルギーが中性脂肪となって蓄えられます。

※Hiroyasu Iso, et al.,Serum Triglycerides and Risk of Coronary Heart Disease among Japanese Men and Women.American Journal of Epidemiology.2001,153(5):490-99.
 中性脂肪をためない食べもの、食べ方の工夫
中性脂肪がたまる原因は、食べすぎと飲みすぎ。なかでも脂肪を多く含んだ食品や甘いもの、果物、アルコールの摂りすぎは、血液中の中性脂肪値を高くする要因です。
脂肪を多く含む食べものには、バターやマヨネーズ、ナッツ類、肉、ソーセージなどがあります。また、調理法によっても脂質の量は変わります。揚げ物では衣が油を吸収するので、素揚げやから揚げよりも、衣の厚いてんぷらやフライのほうが脂肪の量は増えます。食品や調理法を選んで、脂肪を摂りすぎないように注意したいものです。
果物など糖質の食品やアルコールの摂りすぎも、中性脂肪を増やします。余分なエネルギーが中性脂肪に変わるので、これらの食品は食べ過ぎないことが第一です。
ワンヒントNOW 甘いもの、ここにご注意
ケーキや和菓子などの甘いものは、糖質中心の食べものです。糖質は、エネルギー源。燃やされてエネルギーをつくりますが、使われなかったエネルギーは中性脂肪になって蓄えられます。脂肪を摂りすぎると脂肪がたまりますが、糖質を摂りすぎても脂肪がたまってしまうのです。甘いものの食べすぎに用心しましょう。
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