



「にきび」には、目にはみえない毛穴のつまり、黒にきび、白にきび、赤にきび、膿をもつにきびなどの
種類があります。一般に、上の図のような進行で、「にきび」は悪くなっていきます。


私たちの身体には皮脂が多く出る場所があり、ここに「にきび」ができます。Tゾーンと呼ばれている眉毛から眉間、鼻筋は、「にきび」のできやすい場所です。他にも、顎(あご)、頬(ほほ)、首、口の周り、額、背中、胸といった場所に「にきび」ができます。皮脂が毛穴に貯まりにくい頭やひげのところには「にきび」はできないといわれており、手足にも「にきび」はできません。
「にきび」のできやすい顔、胸、背中に比べ、手のひらや足の裏には「にきび」のもととなる脂線(皮脂が出るところ)がほとんどありません。「にきび」は出たくても、「にきび」の住み家そのものが無いわけです。

「にきび」が初めてできた場所についてアンケート調査をした結果、額(ひたい)が半分以上をしめています。ついで、顎(あご)、頬(ほほ)の順番でした。
また、現在どこに「にきび」があるのかを調査したところ、小学6年生、中学生では約80%の人が額(ひたい)にあると答えていますが、高校生では65%、専門学校・大学生※では48%と、年齢が上がるにつれて次第に少なくなっています。逆にあごは、高校性で14%ですが、専門学校・大学生※では42%と増えています。(※この調査では看護学生・医学生にご協力いただいております。)。


患者さん一人一人にあった「にきび」の治療を行うために、皮ふ科の先生は「にきび」の程度を正確に診断します。その指標となるのが「にきび」の『重症度分類』といわれるもので、日本国内で統一した基準が作られています。これを基に皮ふ科の先生はさまざまな治療を行っています。

- ※炎症性皮疹:赤にきびと膿をもったにきびのこと