脂肪萎縮症トップ 患者さん・ご家族・一般の方へ 脂肪萎縮症とは、全身あるいは部分的に脂肪組織が少なくなったり、ほとんどなくなってしまったりする病気です。発症は100万人に1人程度と極めて稀な病気です。 脂肪萎縮症になると、食欲が落ちているわけではないのに全身あるいは部分的にやせていき、ほとんどの患者さんが、インスリンの効きにくい(インスリン抵抗性と呼ばれる)糖尿病をともないます。 現在のところ、少なくなった、あるいはほとんどなくなってしまった脂肪組織を元に戻す治療法はありません。脂肪萎縮症により起こる糖尿病、高トリグリセリド(中性脂肪)血症、脂肪肝などの病気を改善させるための治療が中心となります。