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抗がん剤治療を受けてから1~2週間すると、白血球の数が少なくなり、病原菌に対する体の抵抗力が弱くなります。感染症を起こす可能性が増え、また、時に菌が血液中に入り、敗血症などの重篤な感染症を引き起こすこともあるため、注意や予防が大変重要となってきます。

つたわると

重篤度に合わせた治療が行われます。入院が必要になる場合もあります。

つたえ方(例)

私は、化学療法を受けている腫瘍内科の患者です。抗がん剤を服用しています。今朝から38度以上の熱が出ています。寒気がして下痢もしています。

つたえてほしいこと

  • ・現在の熱は何度あるのか(38.5度 など)
  • ・いつごろから発熱しているか(朝から、1時間前から、薬を飲んで30分後 など)
  • ・発熱以外の症状(寒気がする、下痢がある、食事がとれない など)

抗がん剤治療後の発熱の大部分は、細菌感染症によるものと考えられています。原因を探るためにいくつかの項目を確認して、優先順位をつけて治療が行われます。虫歯からの感染も多いため、口腔内を清潔にしておくことは大切です。体の抵抗力が落ちている時期は、いろいろな部位から感染症を起こす可能性があります。

その他の症状

【監修】
日本医科大学武蔵小杉病院
腫瘍内科教授
勝俣範之 先生
【監修】
国立研究開発法人
国立がん研究センター東病院
精神腫瘍科長
小川朝生 先生