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吐き気(悪心)及びおう吐も含めてがん患者さんの30~70%に発現します。抗がん剤や放射線によるがん治療、がんの痛み止めの薬の服用時などにしばしばみられます。また精神的な要因や便秘によっても吐き気が生じることがあります。

つたわると

数日で治まらなければ、原因や病態に応じて適切な対処と吐き気止めの薬が処方される場合が多いです。吐き気が和らぐことが多く、気分も快方に向かうことが多いです。

つたえ方(例)

先週、薬を飲み始めてから吐き気がずっと続いています。食欲もなく、無理に食べようとしても吐き気が出て、食べることができません。

つたえてほしいこと

  • ・いつごろから感じているか(先週から、薬を飲み始めたころから、今朝など)
  • ・どのようなときに感じるか(薬を飲んだ後、食事の後、お腹が張ったとき、便秘のときなど)
  • ・どのようになるのか(むかむかする、もどしそうになる、お腹も痛くなるなど)
  • ・どのくらいの頻度・時間続くか(毎食後、30分程度 など)
  • ・どのように困っているか(食べ物も見たくない、体を起こしていられないなど)

複数の原因が重なっていることがあるので原因と病態に応じて適切な対処と吐き気止めの薬が処方されることもあります。口の中のにおいが吐き気を誘うこともありますので、うがいなどして清潔にするなど衛生面にも気をつけます。環境の調整も大切です。

その他の症状

【監修】
日本医科大学武蔵小杉病院
腫瘍内科教授
勝俣範之 先生
【監修】
国立研究開発法人
国立がん研究センター東病院
精神腫瘍科長
小川朝生 先生