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しびれは自発的に生じる異常な感覚をさし、血のめぐりが悪くなったり、神経が過敏になっていることが原因で起こります。正常な感覚が鈍っている、あるいは失われている「感覚鈍麻(どんま)」と同時に認められることが多くあります。

つたわると

原因や病態に応じて適切な対処が行われます。必要であれば状況に応じた薬が処方されます。しびれがおさまってくると日常の動作も楽になってくる場合が多いです。

つたえ方(例)

月曜日から右手の指先や手のひらが、ピリピリと引っ張られるような感覚があり、しびれています。特に物をつかむ時にしびれが起こります。

つたえてほしいこと

  • ・具体的な部位(左手の指先、右足の親指 など)
  • ・いつごろから感じているか(先週始めから、月曜日から、今朝から など)
  • ・どのようなときに感じるか(治療を受けたとき、冷たいものに触ったとき など)
  • ・どんなふうに感じるか(正座した後のようにジンジン、しびれて何も感じない など)
  • ・どのように困っているか(痛みがある、物がつかめない、歩きにくい など)

一般的には、神経線維の栄養補給、再生促進のためにビタミン剤(B1、B12)が使われます。がん
の浸潤や圧迫に伴う神経障害が原因となったしびれには、モルヒネなどのオピオイド鎮痛薬があまり
効かないことが多く、鎮痛補助薬(抗けいれん薬、抗不整脈薬、抗うつ薬、ステロイド、NMDA受容
体拮抗薬などからなります)が使われることがあります。

その他の症状

【監修】
日本医科大学武蔵小杉病院
腫瘍内科教授
勝俣範之 先生
【監修】
国立研究開発法人
国立がん研究センター東病院
精神腫瘍科長
小川朝生 先生