Copyright (C) Shionogi & Co., Ltd. All Rights Reserved.

がんにおいて最も一般的な症状であり、多くの患者さんが経験する症状です。早期がん患者さんの20~50%が痛みを自覚し、進行がん患者さんでは4人に3人が中等度から重度の痛みを経験します。
複数の部位に痛みが生じることがあります。痛みは①がんによる痛み②がん治療による痛み③がん・がん治療と直接関連のない痛みに分類されます。

つたわると

がんや治療があなたの体にどう影響を及ぼしているのか把握することができて、もっと効果的に痛みを緩和する方法が検討され、治療が行われます。痛みが和らぐ場合が多く、気分も快方に向かうことが多いです。

つたえ方(例)

痛み止めの薬を飲んでいますが、飲む前の痛みを「7」とすれば、服薬後も「6」まで下がる程度です。痛くなるのは明け方で、痛みで目が覚め、その後はもう痛みのため眠れないです。
昨日の朝からこの状態です。右下腹部がズキズキと痛み、耐えられません。

つたえてほしいこと

  • ・いつごろから感じているか(先週から、月曜日から、今朝から など)
  • ・具体的な部位(左手の指先、右下腹部、腰のあたり など)
  • ・どのようなときに感じるか(寝返りをうつとき、起き上がったら、歩くとき など)
  • ・どんなふうに痛むのか(しめつけられるような、刺すような、うずくような など)
  • ・どのように困っているか(寝ていられない、いつものように歩けない、何も考えられない など)

がんによる痛みの大半は、薬物治療により緩和させることも可能です。さらに薬物以外の治療法(放射線治療など)が検討される場合もあります。楽しい会話や心地よい場所、好きな音楽を聞くことなどは、痛みを緩和するのを手伝ってくれます。また睡眠や休息により、痛みが軽減する場合もあります。

その他の症状

【監修】
日本医科大学武蔵小杉病院
腫瘍内科教授
勝俣範之 先生
【監修】
国立研究開発法人
国立がん研究センター東病院
精神腫瘍科長
小川朝生 先生