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がん治療で起こる口内炎は、治療が口の粘膜に影響しておこります。抗がん剤治療では、口内炎を起こしやすい薬剤の投与を受けたとき、放射線治療では、口の粘膜に放射線が直接当たるときに口内炎が起こります。口内炎には強い痛みが伴います。特に口の粘膜からのどの粘膜に口内炎が広がると、形のある食べ物ばかりではなく、水などの液体をとることもつらく困難になってきます。この状態が長期間続くと、栄養不足や脱水状態になることもあります。

つたわると

原因や病態に応じて適切な対処が行われます。必要であれば痛み止めの薬が処方されます。なるべく自然なかたちで口から栄養をとり続けることができる場合が多いです。

つたえ方(例)

治療後5日目くらいに口内炎ができて、ヒリヒリします。痛くてかたいものが食べられません。

つたえてほしいこと

  • ・いつごろからできているか(先週、治療後5日目、今朝 など)
  • ・どのように感じるか(口の中がザラザラする、ヒリヒリする など)
  • ・どのように困っているか(痛くて話せない、痛くて飲み込めない、食事ができない など)

口を診察したり、痛みの具合を聞いて症状に合わせてうがい薬や痛み止めが処方されます。口から食事をとることができる間は、少しでも刺激の少ないものを食べやすい形で食べることが大切です。熱いものは避け、人肌程度に冷ましてから食べるなど食事の工夫が重要です。また口の掃除やケアも必要です。なるべく粘膜を傷つけないように掃除することが重要です。

その他の症状

【監修】
日本医科大学武蔵小杉病院
腫瘍内科教授
勝俣範之 先生
【監修】
国立研究開発法人
国立がん研究センター東病院
精神腫瘍科長
小川朝生 先生