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吐き気(悪心)及びおう吐も含めてがん患者さんの30~70%に発現します。抗がん剤や放射線によるがん治療、がんの痛み止めの薬の服用時などにしばしばみられます。また精神的な要因によっても吐き気が生じることがあります。

つたわると

原因や病態に応じて適切な対処と吐き気止めの薬が処方される場合があります。吐き気が和らぐことが多く、気分も快方に向かうことが多いです。

つたえ方(例)

今朝、薬を飲んでから、吐き気が出て、3回おう吐しています。水分はとれますが、固形物は食べることができません。

つたえてほしいこと

  • ・いつごろから起こっているか及び回数(今朝から3回 など)
  • ・内容物の程度(ほとんど水分、食べたもの、お薬も など)
  • ・食事・水分がとれているかどうか(食事をとるとすぐに吐いてしまう、水分も十分とれない など)

複数の原因が重なっていることがあるので原因と病態に応じて適切な対処と吐き気止めの薬が処方されることもあります。口の中のにおいが吐き気を誘うこともありますので、うがいなどして清潔にするなど衛生面にも気をつけます。環境の調整も大切です。吐物は速やかに片づける、汚れた寝衣・寝具などは清潔なものと交換する、刺激的な香りの花を置かない、室内は適度な明るさに調整し、時々窓を開けて空気の入替えをすることも重要です。

その他の症状

【監修】
日本医科大学武蔵小杉病院
腫瘍内科教授
勝俣範之 先生
【監修】
国立研究開発法人
国立がん研究センター東病院
精神腫瘍科長
小川朝生 先生