Copyright (C) Shionogi & Co., Ltd. All Rights Reserved.

がんの痛みに使用される鎮痛薬 -非オピオイド鎮痛薬-がんの痛みに使用される鎮痛薬 -非オピオイド鎮痛薬-

トップがんの痛みをとる治療がんの痛みに使用される鎮痛薬 -非オピオイド鎮痛薬-

がんの痛みに使用される鎮痛薬 -非オピオイド鎮痛薬-

がんの痛みに使用される鎮痛薬 -非オピオイド鎮痛薬-

非オピオイド鎮痛薬

  • がんの痛みのうち弱い痛みには、非オピオイドの解熱鎮痛薬が使われます。解熱鎮痛薬はさらに、炎症を抑える作用のある非ステロイド性消炎鎮痛薬と、炎症を抑える作用をもたないアセトアミノフェンに分けられます。
  • 非ステロイド性消炎鎮痛薬は、がんの痛みや骨への転移に伴う痛み、がんに伴う発熱などに使用され、症状をやわらげることができます。この種類の薬は痛みが発生した初期に使われることが多く、その名のとおり、炎症(腫れなどにみられる症状)による痛みを鎮めるほか、熱を下げる作用もあります。たくさんの種類の薬があります。しかし、胃潰瘍、腎機能障害、肝機能障害のような副作用を引き起こすことがありますから、痛みを伴う強い胸やけ、体のだるさ、手足のむくみなどの症状がみられる時は早めに医師や看護師、薬剤師に相談することが大切です。
  • アセトアミノフェンも初期の弱い痛みから使用されることが多い薬です。腎機能の低下や胃腸障害によって、非ステロイド性消炎鎮痛薬が使いにくい患者さんに使われる薬です。またアセトアミノフェンと非ステロイド性消炎鎮痛薬を併用することもできます。この薬は炎症を抑える作用はありませんが、痛みを鎮めるほか、熱を下げる作用があるので、広く使用されています。まれに肝機能障害が起きる場合もありますから、強い体のだるさを感じたらすぐに医師や看護師、薬剤師に相談することが大切です。解熱鎮痛薬は、痛みの強さや痛みの種類によって、コデインやトラマドールと一緒に使ったり、あるいは、モルヒネやオキシコドン、フェンタニルなどと一緒に使ったりすることもあります。このように作用のちがう薬を組み合わせて使うことで薬の効果がより高まることがわかっています。また錠剤、カプセル、散剤(粉薬)、シロップ、坐薬、注射薬など、いろいろなタイプの製剤がありますので、それぞれの患者さんの状況にあわせ無理なく使用することができます。
※参考資料 日本緩和医療学会「患者さんと家族のためのがんの痛み治療ガイド」