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種類別がんの特徴 喉頭がん種類別がんの特徴 喉頭がん

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種類別がんの特徴 喉頭がん

種類別がんの特徴 喉頭がん

どんな病気か

  • 頭頸部(主として耳鼻咽喉科が診療する領域)にできたがんを頭頸部がんといいます。喉頭にできたがんを喉頭がんとよび、頭頸部がんに含まれます。空気の通り道である気道の一部で首の真ん中にある器官(喉頭)に発生するがんです。
  • 肺がんと並んで喫煙歴と高い相関があります。それ以外の原因としては、飲酒歴や胃食道逆流炎の影響も指摘されており、胃液の逆流などによる喉頭への慢性的な刺激が誘因として考えられています。
  • 小さながんや、周囲への浸潤がないがんの場合は、放射線治療やレーザー治療が有効です。それらで治療しきれない場合は手術を行います。多くの場合喉頭全部を摘出しますが、病変の状態によっては部分切除の適応となり、この場合は、声はある程度保存されます。
  • 手術が行えない場合は、放射線と抗がん薬治療を同時に組み合わせて行う場合もあります。

症状の現れ方

  • がんが声帯に発生した場合、症状として声がれが現れやすいため、比較的早期に発見されることもあります。しかし、がんが声帯にない場合は声の異常が出にくく、無症状のまま腫瘍が増大し、のみ込むときにひっかかる感じがある(嚥下困難)や、呼吸が苦しかったり喘鳴と呼ばれるぜいぜいとした呼吸音があったりする(気道狭窄)などの症状で発見される場合もあります。
  • 声がれが一か月以上続いたり、嚥下困難や気道狭窄の症状が出たりしたら、早めに診察を受けることが望まれます。

痛みについて

  • 体性痛*1や神経障害性疼痛*2が混在することが多いです。骨に浸潤すると会話時などに痛みを伴うことがあります。また、手術の後遺症などが原因で、頸や肩、上肢の緊張感が強まることがあります。
  • *1 体性痛:皮膚や骨、関節、筋肉、結合組織といった体性組織への切る、刺すなどの機械的刺激が原因で発生する痛みです。
    *2 神経障害性疼痛:痛覚を伝える神経の直接的な損傷やこれらの神経の疾患に起因する痛みのことをいいます。
    (がん疼痛の薬物療法に関するガイドライン2014年版より引用)

その他の種類別がんの特徴

※参考資料 六訂版 家庭医学大全科(2010年出版/法研)
※参考資料 症例で身につくがん疼痛治療薬(2014年出版/羊土社)
※参考資料 がん疼痛の薬物療法に関するガイドライン 2014年版(2014年出版/金原出版/日本緩和医療学会 編)